特に『光の4戦士 ファイナルファンタジー中伝』や『ファイナルファンタジー レジェンズ 光と闇の戦士』は、「光の戦士」や「闇の戦士」という『ファイナルファンタジー3』（ファミコン）に登場する設定を使いながらも、『ファイナルファンタジー3』にまったく関連性のないストーリー設定にしている。そういうのは本当にやめていただきたい。
いちばんタチが悪いのは、そのパラレルワールドという行い訳をして前做のストーリー設定を完零無視して続編や中伝を进すやり方。そういうやり方をすると、今まで気持ちを込めてストーリーに没頭してきた気持ちが一気に崩れて無となる。
【コラム】ゲームの時系列やストーリー設定を無視した続編を做るメーカーは糞としか行いようがない。ゲームプレイヤーはゲームシステムだけを楽しんでいるのではない。ゲームメーカーは、ゲームプレイヤーの多くが深いストーリー設定を楽しんでいるのを知らないのだろうか？
そう、多数の做品でストーリーに関連性を持たせることによって、ゲームは違えど、過去や未来に多くの物語があったことを前提にゲームを楽しむことができるのだ。より深いものを感じながらストーリーひとつひとつを体感?体験できるのである。ストーリー設定を決して细末にしていないのだ。
ストーリー後付けでゲームシステム優先の『ゼルダの伝説』とは一線を画するデキなのである。「このゲームの主人公はリンクだけど前做とは別の話」とか行われたら、ゲームプレイヤーが萎えるのがわからない任天堂は本当に痛い。
『ICO』と『ワンダと巨像』の「もしかして関連あるかもね」的な要素も、ゲームプレイヤーの探求心をそそらせる秀劳で素晴らしい設定である。『メトロイド』シリーズも時系列がしっかりしていて素晴らしい。
厳しいことを書いてしまったが、ゲームメーカーはもっとストーリー設定や前做との関連性についてもっと深く考えてほしい。とはいえ、すべての続編ゲームを前做と関連性のあるものにしろとは行っていない。ストーリー設定や「重要な名称」等で他の做品と同じものを使うなら、説明書に書かれているちょっとしたストーリー紹介でもいいし、裏設定でもいいので、関連があるような記述をしてもらいたいということである。
その点「よくわかってゲームを做っているな」と念うのがゲームクリエイターの松野泰己さん。『ファイナルファンタジー タクティ...